【初心者向け】【LINE】スタンプ画像のサイズ規定と見え方
投稿日:2014/08/24
最終更新日:2014/08/24
記念すべき一発目の記事!
本ブログでは、まずLINEスタンプの作成から販売至るまでの情報を発信します。少しでもクリエイターの方々のお役に立てれば幸いです。
今回はスタンプ画像のサイズの規定と、スタンプ画像のLINE上での見え方について紹介したいと思います。
スタンプ画像のサイズ規定について
登録にはスタンプ画像の他に、メイン画像・トークルームタブ画像が必要ですが、今回はスタンプ画像に焦点を合わせます。メイン画像・トークルームタブ画像については、別途紹介する予定です。
LINE提供 制作ガイドラインよれば、スタンプ画像のサイズ規定には以下の2つがあります。
- サイズ(最大):W 370×H 320 pixel
- 画像の余白:トリミングされた画像とコンテンツの間にはある程度(10px程度)の余白が必要ですので、上下左右のバランスを考慮のうえデザインしてください。
ちょっと混乱を招く記述ですが、イメージとしては下の左図です。
つまり、
- 画像のサイズはW 370×H 320 pixel以下ならオッケー
- 画像とコンテンツ(実際の絵のこと)の間には10pixel程度の余白が必要
- 画像に対するコンテンツの位置は極端に偏らないようにしてね
ということです。上の右図のように、余白(10pixel)分を削除した350x300pixelの画像を作成するという意味ではないことに注意してください。
その他、注意点を下記します。
- 可能な限り大きいサイズで作成した方が良いです。画像が極端に小さいと"視認性が悪い"と判断され、リジェクトを受ける場合があります。
- 縦横のpixel数はどちらも偶数にしてください。どちらかを奇数にすると端末によって画像がボケて表示されます。
- 縦横両方が最大値(W 370×H 320 pixel)に満たないと、スタンプストアの40種類の一覧画面上でボケて表示されます。実使用上は問題ありません。
-
余白は安全をみて10pixel以上、できれば20pixel程度とることをオススメします。5pixel以下でリジェクトされたケースがあるようです。
- 画像4辺のうち最小となる余白は10pixel程度確保してください、という意味であり、4辺とも10pixel程度になるよう調整する必要はありません。
- 40種類のスタンプ画像のサイズは、全て同一でも、バラバラでも構いません。
LINE上での見え方について
それではスタンプ画像が実際のLINE上でどう見えるかについて紹介していきたいと思います。なおシミュレータには、LINEスタンプシミュレータを使用しました。
下図はW 370×H 320 pixel、余白30pixelのスタンプを使用した場合の画面です。
ここでは説明の便宜上、画像の縁を青枠で表記しています。また分かりやすいよう余白は4辺とも余白30pixelをとっています。
図からわかるように余白の取り方で、コンテンツとコンテンツ周囲の吹き出しや時間、画面端からの距離が決まります。余白を大きくとれば、コンテンツ周りの空間が広くなります。
以下、参考までにサイズ及び余白の異なる5つの画像について、各々LINE上での見え方について紹介します。
1.W 370×H 320 pixel、余白10pixel(コンテンツ 350x300 pixel)
2.W 370×H 320 pixel、余白30pixel(コンテンツ 310x260 pixel)
3.W 370×H 320 pixel、余白50pixel(コンテンツ 270x220 pixel)
4.W 290×H 240 pixel、余白10pixel(コンテンツ 270x220 pixel)
5.W 180×H 160 pixel、余白10pixel (コンテンツ 160x140 pixel)
※ 余白の取り過ぎでリジェクトされたという報告は調べた限りありませんでしたが、極端に取りすぎると"視認性が悪い"とリジェクトされると思います。上図で紹介した余白50はあくまで参考程度にしてください。
まとめ
今回はスタンプ画像のサイズと、スタンプ画像のLINE上での見え方について紹介しました。スタンプ画像サイズを決める際の参考にして頂ければ幸いです。
もし記載内容に誤りがありましたら、samu_zamu@hotmail.comまでご連絡ください。